紅葉シーズンの週末、朝からぱっとしない天気でしたが、今日は、奈良県生駒郡平群(へぐり)町にある「信貴山朝護孫子寺(しぎさん ちょうごそんしじ)」に出かけてまいりました。 昨日の夜の時点では、阪神高速ETC乗り放題パスを申し込み、六甲山周遊+有馬温泉ツアーを目論んでいたのですが、今朝、神戸マラソン2016が市内で開催されることを知り、急きょ予定を変更した次第です。 信貴山へは、阪神高速3号線~13号線を経由、第二阪奈道路の壱分I.Cで降りて、国道168号線をしばらく南下、雲がどんよりと低く、生駒の山々の稜線がはっきり見えませんでしたが、周辺の紅葉は着実に進んでいました。麓の新興住宅街を抜けて、一気に山を登ると、信貴山の参道に続く旅館や集落などが見えてきます。 信貴山朝護孫子寺は、創建約1,400年前、信貴山真言宗の総本山、そして毘沙門天王の総本山でもあり、また聖徳太子とその聖徳太子に戦いの勝利をもたらしたとされるトラ🐯にも所縁のある寺院だそうです。 赤門からスタートして、境内をぐるっと歩くこと約1時間、全体的に起伏があるのですが、それほど勾配はないので、息が切れることなく、紅葉🍁を楽しむことができます。ゴールは本堂。南に広がる舞台から大和平野を眺め、そして元来た道を戻ります。駐車場へ帰る道の途中の土産店で買ったやきもちがなかなか美味しかったです。 本堂より。紅葉が見頃です。 地面に落ちた葉も風情があります。 大寅です。タイガースではありません。 あまり長居をしていると帰りが遅くなってしまうのですが、せっかく奈良まで来たので、約5キロほど離れたところにある世界遺産の法隆寺にも立ち寄ることにしました。 国宝南大門をくぐり、築地塀を横目に見ながら、西院伽藍に到着。しかし、改修工事のためか、 有名な金剛力士像が鎮座する中門には工事用の足場がかけられていました。遠目に五重塔を拝見して今日はここまで。途中の土産店で名物の柿の葉寿司を購入し、帰路につきました。 拝観料金が1,500円!世界遺産の維持にはお金がかかるのですね。