夏の天橋立

 今日は日本中どこも帰省ラッシュのピークでしたが、朝から気持ちよい晴天となり、海でも見ながらドライブという気分だったので、少し足を伸ばし妻と日本三景の「天橋立」に行ってまいりました。

 京都府と兵庫県は隣接していますが、自宅から天橋立まで中国道、舞鶴若狭道、京都縦貫道を使うと意外にも約190キロあります。舞鶴若狭道では関西から北陸方面に向かう車で途中のサービスエリアが満車状態になっていましたが、往路は特に渋滞の影響はなしでした。
 本日のドライブエリアは、日本海(若狭湾)なので当初昼食はお魚のつもりでしたが、「天橋立を一望できるワイナリー」をネットで見つけ、昼食はワイナリーに併設するレストランのビュッフェをチョイスすることにしました。

 11時15分にワイナリー(天橋立ワイナリー)に到着。「天橋立を一望」の言葉から、ワイナリー(ブドウ畑)は丘の上にあるのかと思ったら、海水面とほぼ同じ平地にあるのが少し意外でした。
 ビュッフェをいただくために、早速2階のレストランに足を運びます。店内は、すでに7割ほど席が埋まっていましたが、運よく窓側の席に案内してもらえました。レストランは、天井も高く開放的で窓からは真下にブドウ畑、正面に阿蘇海と天橋立と丹後の山々を望むことができます。ビュッフェは、地元の野菜を使ったヘルシーメニューが中心です。米粉入りカレーも食べやすく思わずお代わりをし、コーヒーとデザートのプリンもいただき、お腹も心も大満足です。
 食後は、1階のベーカリーで、米粉のブドウパンとバケットを購入。(ブドウパンは家に帰って早速いただきましたが、もちもちしていてとても美味しかった。)

意外とお手頃な価格です。  
ワイナリーを後にし、天橋立の写真を撮ろうと、撮影場所を探していると、ワイナリーの少し山側に博物館があるのを見つけ、そこから写真をパチリ。このあたりは宮津市国分という地名なのですが、ここは古代の丹後国分寺があった場所でもあり、昔から開けたエリアだったことが分かります。その博物館(京都府立丹後郷土資料館)に立ち寄ると、国分寺の位置を選定するにあたり、風光明媚な場所を条件とする、当時の中央政府の記録資料を見つけ、なるほどど改めて納得しました。(全国の国分寺も風光明媚な場所に立地していたのかな。)

手前から丹後国分寺跡、阿蘇海、天橋立、丹後の山々です。
復路は、高速ではなく、国道176号線、175号線、372号線でのんびりと帰りました。
京都の海は初めてでしたが、瀬戸内海とはまた少し違った静かな海でした。涼しくなってからまた訪れてみたいと思います。

  

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