比叡山~京都の旅

 今日は、4連休の2日目。前々から計画していたJR西日本の「夏の関西1デイパス」を使った電車の旅に出かけてきました。
 当初、滋賀の近江八幡市内をレンタサイクルで回り、帰りに京都に立ち寄る予定にしていたのですが、朝7時前に乗った新快速が湖西線の近江今津行きだったので、途中で琵琶湖線に乗り換えるのが面倒になり、そのまま湖西線へ。車中から比叡山の山並みを眺めていたら、昨年6月に「春の関西1デイパス」で高野山に行ったことを思い出し、急きょ予定変更、比叡山に向かうことにしました。
 比叡山の門前町坂本の最寄駅の比叡山坂本駅でとりあえず下車。ゆるやかな坂を上り、坂本の中心街へ。石工集団「穴太衆」が築いた石垣に囲まれた寺院・住居が連なる町並みが続きます。
 歩くこと15分ほどで比叡山へ上がる坂本ケーブルの乗り場に。ケーブルカーから琵琶湖を遠景に望みながら15分ほどで終点比叡山駅に到着です。
 比叡山駅を降り、10分ほど静粛な木々の中を歩くと、延暦寺根本中堂(国宝)に到着です。昨年行った高野山には、山上に宿坊を中心とした集落が形成されていますが、延暦寺には、特に集落はなく、大きく3つのエリア(東塔、西塔、横川)に分かれていて、それぞれのエリアをシャトルバスが結んでいます。根本中堂は東塔エリアにあり、延暦寺の中心地でもあります。30分ほど境内を散策、国宝殿で仏像・工芸品などを見学したのち、西塔、横川エリアはパスして、シャトルバスに乗り、比叡山山頂へ向かいます。
 比叡山山頂からは、ロープウェイとケーブルカーを経由して京都洛北方面に向かいます。11時半過ぎに八瀬に到着。八瀬からは叡山電車に乗って、出町柳へ。
 森と清流に囲まれた八瀬では特に感じませんでしたが、鴨川沿いの出町柳駅を降り立つと、途端に息苦しいほどの京都の暑さを実感します。午後の行動予定を少し考えようと、出町柳駅のロッテリアで昼食を兼ねてしばし思案。特に結論が出なかったので、屋外の移動はなるべく避けようととりあえず京阪電車・京都市営地下鉄に乗って京都駅まで行くことにしました。が、途中で気が変わり、嵐山方面は気持ち涼しいだろうと思い、地下鉄東西線の終点、太秦天神川で通称「嵐電」に乗り換え、嵐山に向かうことにしました。
 嵐山駅を降りてみると、予想に反し(予想通りか?)、京都市内と変わらず日差しは強烈で、14時を回り暑さもピークとなっていたので、滞在時間10分で嵐山観光を終了。帰りは山陰本線嵯峨嵐山駅から乗車し、京都駅へ。京都駅に隣接する伊勢丹でお土産「聖護院八つ橋」を購入し、帰路に着きました。

 感想
 ①20年ぶりの京都観光。京都駅周辺をはじめ、ますます観光都市化を実感。
 ②下界→天上→下界の旅。やはり8月の京都は暑い。

次回はゆっくり散策してみたいものです。
駅は大正14年開業。日本一長いケーブルカーです。
根本中堂です。ここだけは涼しかった。
洛北エリアが眼下に広がります。
叡山ケーブル。日本一の高低差だそうです。
ワンマンカーの叡山電車。貴船に向かう電車は超満員。
渡月橋。暑さがピークで空がもやっとしてます。

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