姫路モノレール開業50周年シンポジウム

 今日は、妻の勧めで、姫路市内で開催された「姫路モノレール開業50周年シンポジウム」に行ってきました。
 姫路駅周辺を新幹線で通過するときに、やや中途半端な形で残るコンクリートの橋脚が車窓から見えるのですが、まさにそれが高度成長期の約50年前に姫路市内を走っていたモノレールの遺構です。
 今回のシンポジウムでは、姫路市のまちづくりを考えていく上で、姫路モノレールの遺構を今後どのように利活用できるのかがテーマでしたが、約2時間半、土木遺産やランドスケープの研究が専門の有識者による基調講演と姫路市長やまちづくりの実務者を交えたパネルディスカッションの中でいろいろ興味深い意見もありました。
 自分の中では、最近まちづくりが関心事項の一つなのですが、持続的なまちづくりを進めていくために、まずは身近にある有形・無形の過去の遺産を知り、どのような価値を見出すか、また、まちづくりの基礎となるキーパーソンとその人たちのモチベーションを周囲の住民や自治体が理解し支えていくことがいかに重要なのかということを改めて感じた有意義な機会になりました。

シンポジウムは盛況でした。
今後どう活かしていくかが課題です。
本日のパネリストの方一押しの居酒屋です。

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