神戸旧居留地散策

 昨日、神戸の三ノ宮駅と元町駅の南側に広がる、神戸旧居留地にある近代西洋建築🏢巡りをしてきました。
 神戸の居留地が現在に至る碁盤の目状の区画として完成したのが1872年、その後欧米との不平等条約の解消によって、日本に返還されたのが1899年ですが、外国人に与えた居留地内の土地の永代借地権の消滅によって、居留地が完全に解消されたのは、1942年だったそうです。
 神戸空襲、阪神淡路大震災を生き抜いてきた建物たちですが、街のランドマークとして、今後もぜひ大事に保存していって欲しいですね。

(1)神戸市立博物館(旧横浜正金銀行神戸支店)1935年竣工
   ちょうど特別展「古代ギリシャ展」が行われていましたが、入館料が1500円もしたので、常設展のみ見学しました。

(2)商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)1922年竣工
   正面玄関が工事中なのが少々いただけませんが、重厚な感じが気に入りました。

(3)海岸ビル(旧三井物産神戸支店)1918年竣工
   阪神淡路大震災で全壊し、同じ場所に建設された高層ビルの低層部となりました。商船三井ビルディングと向かい合わせで、国道2号線に面しています。

(4)神戸税関本関 1927年竣工
    正確には、旧居留地外の建物です。竣工当時は、日本最大の税関庁舎だったそうです。

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