久しぶりの兵庫県立歴史博物館

 今日は、久しぶりに兵庫県立歴史博物館に足を運び、「れきはくアカデミー『ひょうごの仏像調査研究30余年 』」を拝聴してきました。
 講師は、来年の3月末で退官されるという博物館の館長補佐で、ご自身から、退官記念講演ですよ、という前振りで講演が始まったのですが、正直この内容がかなり残念な内容でした。
 30年に渡る調査研究を振り返る内容のはずが、その調査研究の意義や成果については全く触れられることもなく、只々県内各地にある仏像の画像データを90分間ひたすら紙芝居のように見せるだけ。おまけに今後の研究の展望やその必要性についても全く説明もなく、自分の退官後、誰かがこの研究を引き継いでくれるでしょうね、という無責任な発言で締めくくられてました。
 最近、某大臣から 「一番がんなのは学芸員。…この連中を一掃しないと。」の発言が出てましたが、公立博物館の生き残りをかけて、博物館も自身の置かれて現状を直視したほうが良いのではと、かなり残念な気持ちになりました。😢
仏像さんもちょっぴり寂しそう・・・

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