今シーズンのスタッドレタイヤ交換の手配をするために、明石市内のタイヤ屋に行ったついでに、兵庫県東部にある、国宝寺院建築巡りをすることにしました。
①三身山太山寺@神戸市西区伊川谷町
天台宗の寺院で、716年開基と伝わっています。南北朝時代には僧兵を養うほど一大勢力を誇っていたそうですが、やがて勢力は縮小してしまったようです。
|
まだまだ葉が色づいています。 |
|
国宝の本堂(折衷様建築?) |
②鹿野山朝光寺@加東市畑
高野山真言宗の寺院で、651年開基と伝わっています。うっそうとした原生林の中にあり、参拝客も皆無。つくばねの滝という小さな滝がありますが、その水音を除けば、静寂という言葉がぴったりです。
|
国宝の本堂(和様+禅宗様=折衷様建築) |
③極楽山浄土寺@小野市浄谷町
高野山真言宗の寺院で、1190年頃開基と伝わっています。この寺院の浄土堂と3体の阿弥陀如来像が国宝に指定されており、浄土堂に差し込む西日🌅が、黄金の阿弥陀如来像を浮かび上がらせるという仕掛けがされていて、まさに極楽浄土を演出しています。
|
国宝の浄土堂(大仏様建築) |
駆け足でしたが、鶴林寺(加古川市)と一乗寺(加西市)につづいて、3つの国宝寺院建築を巡ることができ、これで兵庫県内の国宝寺院建築全てを制覇することができました。👏
それにしても、建築様式のそれぞれの違いが実物を見てもよく分からないですね。❔❔
コメント
コメントを投稿