5連休の前半は、妻の実家のある岐阜(飛騨)へ。自家用車の往復でしたが、妻は用事があって東京経由で帰ることになっていたので、私は相生に戻りがてら、予てから計画していた国宝天守巡りをすることにしました。
国宝犬山城は、岐阜県との県境の愛知県犬山市にあります。天守の創建年数ははっきり分かっていないようですが、最も古い部類に入るのではと言われているとおり、クラシカルな外観です。5連休の中日ということもあり、駐車場を探すのに30分以上かかりました。入場してみると、かなりの観光客の数。天守は60分待ちの状況でした。が、私は天守に「登る派」ではなく「下から眺める派」なので、15分ほどの滞在でそそくさ城を後にしました。
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唐破風が人のヒゲのようにも見えます。。 |
つづいて滋賀県彦根市の国宝彦根城へ。名神高速が渋滞していたので、一般道を使っての移動です。途中関が原を経由することになったので、せっかくの機会と思い、関が原の古戦場にも立ち寄ることにしました。地図を見れば、西軍・東軍の数多くの武将達の陣地跡を巡ることができますが、時間がないので、西軍総大将の石田三成の陣地跡(笹尾山)にとりあえず立ち寄ってみました。本陣があったであろう山頂までは少し距離があったので、こちらも「下から眺める」だけに。周りには歴史オタク(失礼)だけでなく、戦国武将に着飾った「コスプレイヤー」まで出現!しばし戦乱の世に思いを馳せます。
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石田三成の家紋「大一大万大吉」です。 |
さらに西に移動して、滋賀県彦根市へ。市内も結構渋滞していて、城に入場できたのがすでに16時過ぎ。それでもこちらも観光客の足は途絶えておらず、天守は60分待ちの状況。。残念ながらゆるきゃら「ひこにゃん」には出会えず、こちらも足早に退城です。彦根城に隣接して博物館があったり、周辺には古い城下町の街並みを再現したエリアもあり、街並みの散策も楽しめそうです。
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優雅な外観です。華頭窓も見えます。 |
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天守台より琵琶湖を望みます。 |
彦根市街からは、一般道で西に進みます。途中県道2号線を経由。この県道は別名「朝鮮人街道」(そのまんまですね。)と呼ばれていて、かつて朝鮮半島からの外国使節団である「朝鮮通信使」が往来した由緒ある道でもあります。近江八幡市に入ってから安土城址の看板を発見。すでに17時を過ぎていましたが、寄らないわけにはいきません。駐車場は17時で閉門のため、駐車場係のおっちゃんが一生懸命観光客を帰らせようとしていますが、歴史オタク(失礼)の方々はどこ吹く風。車のナンバーを見れば関西だけでなく関東のナンバーも多く、かなり広域から来ているのが分かります。
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後方の山が安土城址です。廃城後、寺院となっています。 |
さすがに一般道で帰るのが疲れてきましたが、とりあえず琵琶湖大橋まではなんとか行こうとさらに西に進みます。この後、大津市街、京都市街をなんとか抜けて、大山崎I.Cから名神高速に。相生に着いたのは22時を過ぎていましたが、数々の歴史的建築を堪能できた有意義な一日となりました。
(おまけ)連休2日目に巡った富山県南東部にある有峰湖です。
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紅葉の時に行ってみたいですね。 |
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